今回は、輝いている二つの企業さんをご紹介します。
1.最良の一日を創造する<(株)アテンド>
「感動してもらえるサービスをしていきたい!」大きくて綺麗な瞳で熱く語るのは、株式会社アテンド代表の河北美紀さん。~お客様の『最良の一日を創造する』企業として~を経営理念とし、2013年に会社を立上げられました。ミセス日本グランプリファイナリストという異色の経歴をお持ちの河北さんは、業界を超えた人脈と人望があるだけでなく、チャレンジ精神も旺盛です。江戸川区の‟あしすとデイサービス”の代表もしながら、お休みには結婚式やご葬儀の付き添いサービスをするなど常に挑戦し続けています。介護のプロとして身体介助はもちろん、相手の方の要望に応えながらきめ細やかなサービスで感動を与えておられます。最近は、結婚式場や葬儀場からの問い合わせだけでなく、ケアマネさんからの問い合わせも増えたとのこと。介護保険制度での限界もあり、これからますますニーズは増えてくるはずです。
2.福祉の救世主⁉スケッター<(株)プラスロボ>
「スケッターは介護の人手不足を補うだけでなく、将来の介護の担い手を生み出しているんです」そう語ってくれたのは‟スケッター”という「介護シェアリング」を創り出した株式会社プラスロボの美人セールスマネージャー土光雅代さん。スケッターはすきま時間を活用して介護施設で働きたい人やボランティアしたい人が1時間から介護に参加できる、人と介護施設をマッチングする新しいサービスです。今年、立上げられ現在の登録者は550人、7割が30代までの若い人たちで主にSNSを通して集まって来られるそうです。代表の鈴木亮平さんの呼びかけでリモート系やレク、美容などのスキルを持った多くの若者が心動かされ、中には会社運営のお手伝いもしている人もいるそうです。「スケッター」が人手不足の介護業界の救世主になるのも時間の問題かもしれません。
介護の世界に新風を吹かせる企業とは
介護現場に長年いると、介護の楽しさ、尊さを感じることはもちろんありますが、人手不足の大波に揉まれて苦しんでいる時間が多くなったように感じます。今回、二つの会社さんのお話を伺って、そんな世界に一筋の光を与えてくれるような気持になりました。共通して言えるのは、どちらも、‟介護や福祉の世界を良いものに変えていくという強い使命感”を持っておられること、顧客の思いを大切に思うのと同じく、スタッフさんの思いも大切にしているということです。アテンドさんで同行したスタッフさんはお客様から感動の言葉をもらって勇気をもらい、スケッターさんは介護施設を経験してリピーターになったり会社のサポーターになったりと素晴らしい相乗効果を生んでいました。そんな会社と人が増えてくることを願いながら、一緒にいろんな活動をしていきたいと思います。河北さん、土光さん、今回はありがとうございました。これからもよろしくお願いします!
株式会社プラスロボ「スケッター」
https://www.townnews.co.jp/0406/2019/03/22/474711.html/